パリへ行くにはフランス語だ

パリへ行くにはフランス語だ。フランス語といえば「ボンジュール」「メルシー」しか知らない僕は取り合えず、挨拶位はフラ

ンス語でしたほうが喜ばれるだろうと思ったわけなのだ。で本屋でフランス語の入門書を買おうと思い見てみて、発音の

CDが付いていて一番簡単な「カタコトのフランス語うんぬん」を1500円也位で買い求め、ボンジューの発音練習始から

はじめたわけである。あとは中学生程度の英語で大丈夫だと海外生活経験のある友人から以前聞いたことを思い出し

挨拶程度から始めようと思ったのである。この「カタコトのフランス語」が結構通じたのである。この後実際のフランス語の

発音をとにかく聞こうとラジオフランス語講座をテープにとり、時折BGMにもした。行く少し前には「初めてのフランス語会

話うんぬん」と言う本のCDもBGMにしたりした。ま、言ってみれば「カタコトのフランス語」と「始めてのフランス語」でイキ

ナリ「ビジネスフランス語」という無謀をやろうと言うわけである。しかし要は僕の絵が気に入るか、いらんか、買うか買わ

んか、な訳で、白黒さへ分かればいいから大丈夫だろうと思ってしまったのだ。僕は日本の不景気な東京の画廊で買い

もせんのにオバハンの芸術論などを茶一杯でぐだぐだ聞かされるよりは、いる、いらん以外のことは相手が何言ってるの

かワカラン方が精神衛生上もかえって良いんじゃないかと思った訳です。