世界を釣る 南仏ニース
今回はニースの釣り事情を書きます。ニースは投げ釣りと磯釣りが出来ます。
勿論波止釣りも出来ます。
イメージはこういう感じですが、ちゃんと磯もありしかもかなり延々と続いています。和歌山の
枯れ木灘、口和深あたりの感じを想像してもらえばあんな感じです。釣っているおじさんもちゃんと
います。今回は一月くらいニースに滞在の予定だったので、釣竿もちゃんと持って行きました。短い3,6メートル位のやつですけど、それとまえヴェネツィアではボーズくらったのでやはり地元の人のやり方でやろうと思っていました。で、地元の磯で釣りをしているおいやんにエサとか仕掛けとか聞いたら、親切に教えてくれました。先ず、ニースには餌やがありません。釣り人口が日本と比べるとせいぜい五分の一から十分の一で磯はいっぱいあるのですが平日は殆ど釣り人が
いません。休みの日になるとポツポツ出てきますが、それでも場所を取り合うような事は先ず
ありません。適当な間隔を空けてのんびりと言う感じですかねえ。エサはだから朝市の魚屋
で買います。その日の朝買ったものが一番いい、とおっちゃんは言ってました。最初冷凍
のえびがスーパーで売ってたのでそれをエサに使ってたんですが、冷凍物は良くない
とおいやんは言いました。イカや海老(車えびのようなやつ)を小さく切って使ってました。僕はガシラ
ちっちゃいチャリコ、ほかイワシのような魚(これはおっちゃんの奥さんが食べると言ってました
が焼いて食べて見ましたが小骨が多くて、そんなに美味しいものでもありませんでした。あと
朝市の魚屋では鯛、チヌ、ヘダイなど売ってました。大体南紀あたりの気候ですが、グレはいない
みたいです。コッパグレも釣れませんでした。上のほうにいるこちら独特のさかなが釣れたり
します。タモとかも持って来てますから、たまには大きいのが釣れることもあるみたいです。
それとこの前12月の16日くらいにまた舞子の明石海峡大橋の下へ行ってきましたが、
ガシラを一匹20センチオーバーのを釣りました。柵が台風で壊れて殆ど立ち入り禁止でしたが、
はしっこの方でちょこっと竿を出しました。大蔵海岸も全面的に立ち入り禁止です。台風すごかった
んですね。大引きのアシカの親の灯台が折れてなくなっちゃったと言うんだから、そりゃあ
すごいですよねえ。