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パリ出発前、空手を修行する、の巻
「外国では、日本人と言うと空手と思うらしいから空手の型位はおぼえといたほうがええで」と嫁はんが言うの
でビデオレンタルへ行き、空手のビデオを探す。
我等の世代は空手といえば「空手バカ一代」の大山倍達である。大山倍達のビデオを借りてくる。ビデオをよく
見てみると大山氏は既に亡くなられており氏の追悼ビデオのようなもので、空手の場面があまり出てこない。
空手の型を ・・・・・・・ と思っているのに大山氏は力強く演説されていたり、そんなことしてないではやく空手
の型を ・・・・・・ とあせれども大山先生はにこやかに若いもんを励ましておられたりするのである。あまつさえ
にこやかに海岸でゴミなど拾っておられる、やっとでてきた氏の場面、スカーンとビール瓶をまっぷたつ、これは
確かに身震いするほどカッコイイ、がとても真似出来ないし、何時もビール瓶を持ち歩く訳にもいかないーー
ま持ち歩いてもいいのだがーーでやっとの事で門下生たちの、よくわからないが「正拳突き」というのだろうか、
の練習の真似をしてみる事にする。ビデオどおりにやるだけでけっこう汗が出てくる、ダイエットにいいかも知れ
んなあと思い、時間を見て時折練習する。マス大山直伝 ・・・ といっておこう。